今回はJACのAR18が手に入ったので電動化してみます。 我が家に来た時はストックぐらぐら、バレルがボッキリと折れている、などなど 劣悪な状態でした。 こちらは新品の状態 とりあえずAR18って何ぞや?という人が多いと思うので実銃の解説〜 AR18は1963年にアーマライト社で開発されたアサルトライフルで高度な設備を持たない工場でも生産可能なAKをコンセプトに設計され、アルミ合金のレシーバーを採用したAR-15から、スチールプレスを多用した製造法に変更されている。 まぁ俗に言うM16の低コスト生産版です。 作動方法はM16のリュングマンシステムから短ガス・ピストン方式に変更されストックの折り畳みが可能になっています。さらにボルト・キャリアのハンドル部がAK47系などと同じくボルトに固定されているため不完全閉鎖などのトラブルが発生した際には、掌などで無理やり前進させて閉鎖する事が可能であり、軍用としての信頼性はM16より優れている。しかし、プレスを多様したため精度があまり良くなくストック基部の蝶番部分とロック部が脆弱なため、すぐにガタが来てしまうため不評だった。 しかしM16一丁あたりの単価が安くなりわざわざAR18をライセンス生産する意義が失われ結局採用する国はなかった。 その後日本の豊和工業でセミオートモデルのAR180が生産されたが北アイルランド紛争にてフルオート改造されたAR180がIRAによって使用されテロにしようされたことが発覚し国会で問題になったため製造を停止。そして次にイギリスのスターリングアーマメントで生産されたが最終的にシンガポールのCISで生産されている。 (出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/AR-18) ちなみに本家のAR18より豊和工業のAR180のほうが精度がいいそうです。さすが日本! さて電動化していきましょう (いっきに進めたんで画像少ないです。すいません) まずはAR18を分解してガスルートやバルブ、トリガーなどのいらないパーツをすべて外します。 アッパー・ロアフレームともに内部を徹底的に削りメカボが入るようにします。 そうして削っていくとこんな感じにぴったりメカボとチャンバーが入るようになります。 このメカボはVer2です。ガワの上をカットしセレクタープレートを外しフルオートオンリーのリアルIRA仕様にします。これで一気にメカボの強度が低下するので強いスプリング入れたら壊れそうですw そうしたらアッパー・ロアフレームを仮組しちゃんと組めるか見てみます。 問題なければ結束バンドでフレームを固定します。これが意外と頑丈に固定できるんですw チャンバー、メカボの位置関係 これで試しにマルイM16用マガジンを挿して糾弾されればフレーム側の方はモーター周辺を残して完成です。 グリップはM16用を4mmほどカット。スキマをエポキシパテで盛って使用 あとは塗装すれば本体完成 バレルも先端がプラで不安なのでパテで補強 そして塗装が乾き完成 不安だったバレルの補強も目立たず済んでよかったです。 バッテリーはハンドガード内にAKバッテリーを収納 ホップはフレームの穴から調整 ストックを折り畳んだ姿 う〜〜ん イイっ!!! M16との比較 全然似てないw むしろSIG550とかの方が似てるかも? 以上でAR18製作終了です。お付き合いありがとうございました。 おまけ AR18はM16とマガジンキャッチが逆なんでM16のマガジンを使用するにはマガジン側にキャッチ用の穴を作らなければいけません。 こんな感じに 量産 めんどくさ・・・orz |