Benelli M3

 ベネリM3は東京マルイから絶賛発売中のショットガン型のエアコッキングガンです。
 今回は、そのベネリM3についてを語らせて貰おうと思います。

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 まずは、ベネリM3には二種類、スーパー90とショーティーがあります。
 スーパー90はメディアに露出しているような長いショットガンで、今回扱うベネリはショーティーとの名の通り、短い方のモデルとなります。
 上の画像はストックを装着してありますが、販売されているものはピストルグリップが装着されています。
 スーパー90との違いは前述のストックとバレル、マガジンチューブのみになりますが、インナーバレルの長さは両者ともに同じです。
 なので、今回の内容はスーパー90でも言える内容なので、今からベネリM3を購入しようと考えている方の参考程度にはなるのではないでしょうか?

 次は実射性能についてです。
 ベネリM3はショットガン型という事で、ワンショットで3発の弾が発射されます。散弾というには少なすぎる気はしますが、単発よりもマシといったところでしょうか?
 また、エアガンの精度に定評のある東京マルイ製なので、恐ろしい集弾性を誇ります。
 10m程度であれば、30cm四方程度にしか弾が散らばりません。
 これがボルトアクションや電動ガンなら嬉しい所なのですが、ベネリM3は飛距離がそれほど出ないので、ある程度は接近する必要があります。接近戦ならショットガンの出番なのですが、弾幕を張れるほど弾がばら撒かれないので、頭が痛い問題です。
 立ち回り次第だとは思うのですが、電動ガンを相手にするには少々辛いものがあります。
 ともあれ、決して使えないという訳ではありませんが、余程の思い入れか拘りがない限りは電動ガンを買った方が無難です。

 次はいわゆる素敵性能についてです。
 何度も繰り返しましたが、このエアガンはショットガン型なので、ポンプアクション搭載です。

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 画像のハンドガードをコッキングすることで、初めて弾が発射されます。
 コッキング自体は結構な力を必要とするので、慣れないうちは苦痛です。ですが、ハンドガードに滑りにくいゴムが貼られていたり、ハンドガード自体が小ぶりで握りやすい為、慣れてしまえば何の問題もありません。
 コッキング自体はガシャン!と確かな手応えと共に小気味の良い音が鳴るもので、アドレナリンMAXです。
 コッキングガンにありがちなバネのビビリ音も少なく、コッキングするだけでも楽しいエアガンと言えるでしょう。
 次は、ベネリM3のマガジンについてです。
 どこぞのボックスマガジンとは違い、東京マルイのエアショットガンのマガジンは実銃のシェルを模したマガジンとなっており、非常に心が躍ります。
 1マグに入る弾数は30発。ワンショットで3発発射されるので、トリガーを引けるのは10回となります。
 装填は実銃同様、ボディ下部より行います。排夾は実銃同様、という訳には行かないので、同じくボディ下部より行います。
 実銃ではイサカをイメージして頂けば分かりやすいと思います。
 このシェル型マガジン、雰囲気もあって文句なしなのですが、シェルホルダーやシェルポーチを製造しているメーカーが少ないのが難点です。
 最初の画像に付けているシェルポーチは実銃用の物で、6000円ほどしました。
 どこか、安くシェルポーチを作ってくれることを願うばかりです。

 そんなこんなで最後に一つ。
 もしフィールドでショットガンだけしか携行していない愚か者がいたら生暖かい目で見守ってやってください……。

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