・肩に担いでも素敵なアサルトライフル「AK」

「AK−47」
 自分が初めて心から欲して購入を決めたメインウェポンと呼べる電動ガンである。
 これより前にMP−7を持っていたりするが、あれはとりあえずイベントで安かったから場繋ぎ的に購入したもので、パワーやPDWである面からみてもメインウェポンとは呼び難い。

 自分はまずAKの外見に惚れたのかも知れない。特に銃口からハンドガードにかけての構造が好きだ。逆三角形のフロントサイト、アウターバレルに刻まれた旋盤の切削痕、ハンドガードに穿たれたスリットetc・・・。AKの大きな特徴でもある扇型の弾倉も、現在使われているアサルトライフル(以下AR)ではほかにないだろう。
 かなり昔の銃でありながらここまでまとまったデザインは他に類をみない。

   AK−74、105などを経て最近ではAK−108なるものも開発されたらしいが、途中口径の変更はあったものの大幅なデザインの変更はなされていない(細かいところはまったく違うのだが)。
 これは変化していないのではなく、すでに形として完成しているので変えようがないのではないだろうか?

 初めてにして、完成されたデザイン。

 …これが素敵でないはずがない…



 さて、前置きはこのあたりにしておいて本題に入ろう。
 近年において様々なARが開発されているが、AKほど肩に担いで様になる得物もほかにないだろう。スマートなボディラインが人の背筋に実にマッチしている。
 ARをはじめ多くの銃は人間が携行して扱うものである。ゆえに人間が持っている状態がかっこいいのが理想的なわけなのだが、肩に担いでいる状態というのは戦闘態勢ではなく、移動中や休憩中などの比較的リラックスしている状態だ。AKを担ぎながら湯気の立ち上る飯盆とスプーンを持っているシチュエーションなどこれ以上にないほど微笑ましいだろう。

 兵器でありながら、非戦闘状態も似合う。
これはAKにある種の癒し要素があるからあではないだろうか?
 銃に癒し要素など求めるべきではないのかもしれない。しかし、ただオブジェクトとしてAKを見た場合それは否めないはずだ。(少なくとも自分はAKに対してそのようなものを感じる。そう思わないか?あんたも…思わないのか…orz)

 まあ、ここから先は完全に個人的なセンスの領域だろう。イメージの押し売りだけは行いたくない行為なのでそろそろ終わりにさせていただく。
 取り合えず、こんなに素敵なAKをあなたにも一度手にしてみてもらいたい。この感覚が共有できれば、自分にとってそれ以上にうれしいことはない。

次回、「ひるねの おともに からしにこふ。」

written by Nogio_North-Pole_Taty

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